和歌山県の八郎山トンネル施工不良について説明を受けました。

25日、国土交通省不動産・建設産業局より、和歌山県の八郎山トンネルにおける施工不良に関して、和歌山県による調査報告書の内容について、説明を受けました。
県道長井古座線の八郎山トンネル(串本町-那智勝浦町、711メートル)で発覚した大規模ずさん工事の、原因などについて、耐震偽装事件など、過去の施工不正などとも対比して確認しておきたいと考えています。
本件は、和歌山県から請け負った淺川組(和歌山市)と堀組(田辺市)の共同企業体が施工した、県道長井古座線の八郎山トンネルで発覚した大規模ずさん工事です。県へ引き渡した後、覆工コンクリート(内壁)が大幅に薄かったり空洞があったりするなど、さまざまな問題が発覚し、コンクリートを剥がして調査が続いていました。現在、淺川組負担のもと、異例の全面的なやり直し工事が進められています。

アーカイブ