【泰子リポート、2024年5月13日号】

4月28日、衆議院補欠選挙では、3選挙区ともに、立憲民主党候補が議席を得ました。
私・小宮山はこれら3選挙区へ応援に入りましたが、政治への厳しい視線を強く感じました。
さて、4月末から、夏の到来のような暑い日が続いています。
ゴールデンウィークも終わり、閣僚の外遊で、多額の支援約束をしたなどの報道もされていますが、国内は、子どもの貧困・格差拡大や負担増で、子育て・高齢者世帯へは厳しい現実に繋がる政策が岸田内閣で決定されています。
岸田総理の威勢のよい憲法改正・実感する経済再生との掛け声より、いまは国民の生活を守るための政治を取り戻しましょう!

◆痛感した地方の現実、立派な道路や施設があっても人口減少

この2年、自民党議員の逮捕や辞職・死去等による衆参議院補欠選挙が、23年7選挙区、24年3選挙区が行われています。
自由民主党が長年議席を独占している選挙区も多かったのですが、山口県内に応援入りした際にも、立派な幹線道路が作られ、見事な施設もあったが、家はまばらで、人口減少を実感する景色とデータに愕然としました。
各選挙区どこの地域においても、総理大臣や大臣を輩出したことで、地域が繁栄するわけではないとの確信を持ちました。

◆実感した「裏金政治」への嫌悪感と、「政治の転換」への期待

昨年末から発覚した“自由民主党派閥裏金”と“政治資金で納税逃れ行為”は、各地で批判と、「法の下の平等で、脱税は見逃さない。国税が社長だろうが、議員だろうが、同じように動くまで、追及する」とした訴えに、多くの方が賛同される場面が多組み受けられました。
特に女性や経営者の皆さまが、日々地道に納税への対応している方ほど、不公平感を持たれ、強い憤りを感じました。
長年、自由民主党政権を支持しても、地方の実体経済が悪化している事も、この憤りの根底にはあり、今回の選挙で表面化し、投票行動が立憲民主党候補へと向いたのでしょう。
「人から始まる経済再生」が望まれています。

◆失われた30年。政治の役割の転換を!

自由民主党大御所がいた選挙区は、立派な道路や施設が散見されることがありますが、凄いと思う一方で、立派で高額な施設があっても、多くの地域が人口減少・経済拠点流出しているようです。
例えば島根県は、故細田議長が固守していましたが、参議院選挙区は人口減少のために石破元自民党幹事長のいる鳥取県と合区とされています。
有名で、大御所と言われる自民党議員がいるからと言って、地元が将来的に栄えるとは、到底思えません。
戦後、時は経て令和の時代を迎えていますが、昭和な政治が続いています。そろそろ冷静に政治の成果を見直し、変革の選択をしませんか?

◆防災士こみやま泰子の企画デビューしました。

10年程前に防災士機構の試験は合格していたのですが、昨年、改めて救命救急講習を受講し、防災士の登録をしました。
多くの方々に参加頂き、防災士こみやま泰子が講師を務めた勉強会をゴールデンウィーク中に開催できました。
皆さま、防災減災対策への関心も高く、熱心に聞いてくださり嬉しかったのですが、地震の活動期に入ったとも言われる日本の現状を考えると、気持ちが引き締まります。
東日本大震災以降、三陸沖・熊本地方・能登半島など、日本では震度6以上は32回。
今年2024年に入り、震度5以上は22回、震度4以上は87回(4/25現在)も発生しています。
昨年は関東大震災から100年目でした、首都直下型地震がいつ起こってもおかしくありません。
ぜひご家族や職場など、平時の備えとして、安否確認手段、・避難先の確認、避難用備蓄の準備などお願いいたします。
次回は、川越では防災のタイムライン作成、富士見市では防災勉強会を行う予定です。

◆朝の連続ドラマ「虎に翼」に共感続出!

久しぶりに連ドラに注目してます。
日本初の女性弁護士で後に裁判官になった三淵嘉子さんをモデルに昭和の法曹界を舞台にしたドラマとなっています。 昭和6年(1931年)が舞台のスタートですが、女性の社会的意識や地位は根本的に変わっていない部分もあると感じられます。
男女・親子・夫婦、経済格差や出自、国籍など生きづらさ、固定観念での葛藤に、多くの共感が重なってみえるからでしょう。
ドラマ中で、「はて?」との寅子のセリフが興味深く、問題に立ち向かうよりも、何故と障壁等に気づく瞬間は、現代においても必要な思考だと考えます。
小宮山が政策を考えるとき「社会的弱者を政治がつくらない政治」を大切にしています。
これまでの自由民主党を中心とした政治が、人を大切してきませんでした。
政治は、国民の生活を守るためにあります。
これからも「安心して暮らせる日本」をつくるため頑張ります。

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